加藤ヒロ 公式サイト

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2019.04.19

大人の修学旅行

午前中に名古屋入りして、ZIP-FMのスタジオでラジオ番組を2本収録。

収録後、プロデューサー、一緒にパーソナリティーをやっているハルキ、そしてZIP-FM関係者の方々とランチ。

その後、別件の会議のため名古屋駅まで移動。

そこで、いつも一緒にお仕事をさせてもらっている映像監督のAKさんと脚本家のNY子さんらと合流。

そのままクライアントを訪問。

僕ひとりギターを抱えて狭めの会議スペースへ。一体なんの会議かも知らされていない僕も、なぜか同席。

クライアントの方も、一人ギターを抱えて来た僕に、「なんでここにミュージシャン?」って感じか。。

無事に会議も終わり、ここで本日のお仕事は終了。

時刻は15時半前だ。

この後は、AK監督とNY子先生、そしてプロデューサーの安藤さんと僕の4人で知多方面へ。

そう、ここからは安藤さん企画の「大人の修学旅行」の時間なのだ。

土地勘のない4人が名鉄河和線の最終到着地である内海駅行きの急行が発車するホームへと急ぐ。

出発まであと数分しかない。

ここで、AK監督が「トイレに行きたい」と言い出した。

「電車の中にトイレあるから大丈夫だよ」と安藤さん。

で、そのまま4人で電車に乗り込むも、、どう見てもトイレ付きの電車には見えない。

きっとAK監督がこのタイミングでトイレに行くと、急行に乗れなくなってしまうと判断した安藤さんの確信犯的判断だったようだ。

電車は、下校途中の学生らも多く乗っており、比較的混み合っている。

そんな中、僕たち4人は車両の出入り口付近のスペースに立ち、他の乗客の邪魔にならないように荷物を床に置き、網棚に載せてぞれぞれがつり革を掴みながら電車に揺られる。

「目的地までどれくらいかかるの?」とAK監督。

・・・誰も知らないらしい。。

「多分30分くらいじゃないの?」と安藤さん。

僕も「まあ、かかっても40分くらいでしょう。」と超適当なことを言っている。

その会話にAK監督の表情が一瞬和らぐ。

なんの根拠もないけど、「それくらいなら目的地まで我慢できる」とAK監督が思ってくれるギリギリの時間感覚を口から出任せで言っているだけだ。

で、実際どうなんだろう、、とスマホで調べると「え〜と、、急行で75分・・って出てますね。」

「え〜、そんなにもたないよ!」と、一気にAK監督の表情が曇る。

「あ、でも停まる駅はたった6駅しかないみたいですよ。きっと、すぐですよ。」と、またなんの根拠もなく僕が言う。

「そりゃ、助かった。。。」とAK監督が安堵の表情を浮かべる。

「え?、、でも、スマホでは、特急でも16駅停まるって出てますよ。」とNY子先生。。

ああ、そんなに現実を突きつけなくても。。

それを聞いたAK監督の表情がまた曇る。。

。。まあ、何駅停まろうが75分かかるものはかかるんだけどね。。。

そうこうしているうちに、あっという間に電車は終点内海駅へ。

終着駅到着の間際になってトイレを我慢しているAK監督が「そういえば、今日中に振り込みを一本しないといけなんだよなあ。」と呟いている。

改札を出て、みんなでトイレに駆け込んで落ち着いてから駅の周りを見渡す。。が、、銀行もなければコンビニもない。。

お店というお店には全てシャッターが降りてるし。。

この駅は海が近くなので、海水浴シーズンには沢山の家族連れでごった返す様子が容易に想像できる。

その反面、海水浴シーズンでなければ、ほとんど人がやってくることはない寂しい街であろうことも容易に想像できた。

さて、もう時刻は17時を過ぎだ。

そそくさと迎えに来てくれた旅館の送迎用ワゴンに乗り込む。

そこで、AK監督が運転手に「すいません、振り込みがしたいので、途中でセブンイレブンに寄ってもらっていいですか?」と伝える。

しばらくすると目の前にはローソンが。。でも、スルー。

セブンイレブンご指名だったからね。ATMがあればどこでもいいはずだけど。

で、目的のセブンイレブンに到着。

でも、AK監督、、渋い表情で車に戻ってくる。。「セブン銀行では振り込みできなかった」。。

じゃあ、ローソンかファミマ、行きますか。。と運転手。。

と、向かっている途中で「・・でも、、、三菱UFJのATMならここにありますけど。。」

と、目の前にATMの小さな建物を指差す。。

「それ、早く言ってよ〜」と、全員が心の中で叫んだに違いない。。

無事、AK監督による振り込みも無事に完了して、いざ旅館へ。。

部屋に入ると、窓から見える風景に癒される。

目の前に広がる砂浜。。。

部屋の窓を開けると、押し寄せる波の音まで鮮明に聞こえてくる。。。これぞ、潮騒というやつだ。

対岸の三重県の陸地が水平線の向こうにうっすらと浮かぶ上がり、その手前を大型貨物船がゆっくりと横切っていく。

半島の先端ではないが、結構遠くまで来たなあ、という感覚を抱く。

そして、温泉へ。。

おっさん3人で「ああ〜」とか「うう〜」とか声を上げながら、温泉に浸かる。

温泉の後は、宴会。

NY子先生の小説の映画化祝いの乾杯もして、美味しい料理とお酒を沢山いただく。

僕はライブ前日だから、「もう一段階、酔っ払いますか?」とお酒の神様から差し出されたスイッチはこの日は押すことなく就寝。。

なんとか理性、保てましたわ。






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