加藤ヒロ 公式サイト

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2020.05.08

左耳の方が。。

ステイホーム週間となったGW。。

よく晴れた穏やかな日もあれば、雷を伴う土砂降りの日もあったり。。

「ああ、いい天気だなあ」と窓を開けると、とてつもない強風が吹いていたり。。

天気まで荒れる世相を表しているかのようだ。

ところで、外出の自粛が始まってから、万歩計の数値が一向に上がらない。

当たり前だ。歩いてないから。

これはマズイと、時間をみつけて散歩に出かけるも、中々一度の散歩で目標としている歩数に到達するには厳しいものがある。

なので、出来るだけ外に出かけた際には、わざと遠回りして歩数を稼ぐようにしている。

知っている道は退屈だから、知らない道を好んで歩く。

初めて歩く細い路地。

今はスマホでGPS情報を見ながら歩けるから、この先行けるかどうかを確かめながら進む。

不規則に曲がりくねった細い路地は、区画整備される遥か昔から多くの人が往来してきた道に違いない。

今まで気づかなかった神社、ひっそりと住宅街の片隅に佇む小さな八百屋にお豆腐屋さん。

ずいぶんと長きにわたり人々の生活を支えてきたんだろう。

今では商売をしているお店もわずかになった小さな商店街。

繁栄と荒廃。。。その街の歴史に触れているようだ。

少し早足で歩いていると、汗がにじみ出てくる。

そういえば、もう田植えも始まる頃だなあ。

また、あの暑い夏がやってくる。


汗と言えば、商売道具とも言えるヘッドフォンのイヤパッドが汗にやられて限界を迎えた。

ヘッドフォンを手にする度に、ボロボロとカスが落ちてきて部屋中を汚している。

さすがに耐え切れなくなって取替用のイヤパッドをアマゾンで購入。

イヤパッドの交換なんてやったことないから、試行錯誤しながらも、、まあコツさえ掴めば簡単だ。

10分くらいで出来た。

これって工場では手作業はめ込んでいるのかな?

すごいね。このノウハウ。

遠い遠い、、東南アジアのとある国の工場。。

流れ作業で一心不乱にイヤパッドをはめ込んでいく若い女性工員の姿を思い浮かべる。

僕が10分かかった作業を、この女性工員は早業を繰り出すように、ものの30秒も要することなく的確にイヤパッドをはめ込んでいく。

作業は、冷静かつ沈着だ。

次から次へと作業は続いていく。

品質管理のチェックを終えたヘッドフォンが日本に運ばれ、楽器店の一角に並ぶ。

それを手に取る僕がいた。

一つのヘッドフォンの工場から僕の手元に届く過程に思いを馳せてみるのも悪くない。

街の繁栄と荒廃の歴史に触れるように。。。

で、、実際には、結構なおじさんが僕と同じ感じであくせくしながらイヤパッドをはめ込んでたりして。。

まあ、それでもロボットがはめ込むよりも風情があっていい。

そう、風情って、、大切だからね。

写真の一番左がボロボロになった左耳のイヤパッド。

その隣がまだ使えそうな右耳のイヤパッド。

その右がイヤパッドを外した状態のヘッドフォンで、一番右が交換した後のイヤパッド。

どうやら僕は、、、左耳の方が汗をかきやすいようだ。



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