加藤ヒロ 公式サイト

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2018.05.22
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儚さ

確か、、今から8年ほど前の3月。

とあるイベントの前夜祭で、僕は一人の若者を紹介され、名刺交換をし、握手をして、二人並んで写真を撮ってもらった。

僕は、彼がどういう人なのか、何をやっている人なのか、全く知識はなかったが、紹介してくれた人が「彼は有名な人なんだよ。」と教えてくれた。

彼の目には、普通の人からは感じられないバイタリティーが漲っていた。

「登山家なんだ。」


数年が過ぎ、僕はインターネットで、ある一人の若い登山家が4度目のエベレスト登頂に失敗し、その際に両手の9本の指に凍傷を負ってしまった、というニュースを目にした。

画像の中に写った彼の9本の指は、第二関節から指先にかけて黒ずんでいて、、壊死したように見えた。。

ショッキングな画像だった。

まだ若い登山家が、日常生活にも支障が出そうなくらいの重症を負ったことに対して、、純粋に心を痛めた。

その後、彼はその9本の指先を切断して失うことになる。

僕は、そのニュースを見て、あの時あの前夜祭で名刺交換をし、握手をして、二人並んで写真を撮った若者が、その9本の指を失った栗城史多という登山家であることを改めて認識した。

なおさら、ショックだった。。。

彼と握手をした時、あの時には、、確かに彼の手には指があったはずなのに。。


それでも、彼は自らの夢を追い、エベレスト登頂に挑戦し続けた。

彼の登頂姿勢には賛否両論もあったが、それでも、彼は挑戦し続けた。

そして、8度目の挑戦となった今回。

昨日の朝、登頂を断念し下山していた彼が、遺体となって発見されたというショッキングなニュースが届いた。

何とも言えない気持ちになった。

あの時、、握手した手、指。。

もう、握手をした彼自身がこの世にいないということ。。

追い続けた夢と、、、命の儚さ。。

映像に映る彼の笑顔。。。


栗城史多さんのご冥福を心よりお祈りします。
2018.05.20
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答え合わせ

この週末、大陸から大きく張り出した高気圧がすっぽりと日本列島を覆った。

おかげで、ここの所の湿り気をたっぷりと含んだ梅雨のような空気からは一変、カラッと晴れて涼しい、とても気持ちのよい週末となった。

今日の最高気温は、20度を少し超えた程度。

こんなに清々しい気候を日本にいても経験できたんだと、、、長らく忘れていたようなものを思い出させてくれたような感じだ。

天気が良ければ、頭の中までスッキリした気持ちになる。


ところで、例年よりも2週間ほど早く訪れた春に、僕の畑の苗の植え付け作業も前倒しで作業が進んでいる。

僕の畑がある場所は、標高が900メートルと高いため、平野部よりも季節の進行が1ヶ月ほどばかり遅い。

なので、暖かい気候を好むサツマイモは、日中の気温が安定して20度を超えるようになる5月下旬になって植え付けることが多いが、今年は例年よりも早めに植え付けることにした。

それでも、高地ともなれば、不意に訪れる遅霜に備えて、サツマイモの苗を植えつけた畝には寒冷紗をトンネル掛けしておいた。

恐らく今日あたりの明け方には、僕の畑の気温も0度近くまで下がったに違いない。

寒冷紗様さまだ。。

いくら寒冷紗で寒さ予防を施しても、苗によって生き残るものがいれば、そうでないものもいる。

来週末に様子を見に行くことにしよう。


いつもは少々窮屈になったとしても、欲張りな僕はできる限り植える場所を捻出して全ての苗を植えてしまうのだが、、、今年は余った苗を10本ほど東京の自宅へと持ち帰った。

花瓶に張った水に入れた状態で、さて、、いつまで元気に生きるやら。。という実験でもある。

苗たちは、2日ほどで小さく白い根を出し始め、同時に一旦自らが携えていた緑の葉を8割程度枯れさせた。

中には全ての葉っぱが枯れたしまった苗もあった。

葉っぱから養分を取り込み、根っこに栄養分を運んで成長するサツマイモにとって、葉っぱの全滅は致命的だ。

案の定、葉っぱが全滅した苗から生えていた根は腐り、苗本体もしなびてしまった。。

生き残った苗には、沢山の白くたくましい根が生え伸び、次なる生命線ともなるべき小さな新しい葉っぱの芽を出始めた。

強いものは生き残り、弱いものは死んでゆく。。

これも、自然界の法則か。。

でも、さすがに元気のいい苗でも、水に浸しただけでは丸々としたサツマイモを実らせることは不可能であろうから、、

来週には本来彼らが生きるべき土へと戻してあげたいところだ。


人間社会は、、強い者しか行き残れないわけでもなく、皆んなが行きていける社会を目指してきたんだろう。

それでも、、夢を実らせることができるのは、、もしかしたら、その者にとって本来あるべき場所で、その輝きを放つことでしか許されないのかもしれない。。

だとすれば、、自分が夢を実らせることができる”本来の場所”に巡り合う人は、、とても幸運なのかもしれない。。

自分は、果たして巡り合っているのか。。。

答えは、、、誰しもが一生をかけて出すものなのだろう。。

人生は、、ずっと探し続ける答え合わせのようなものであり、、答えは簡単には見つからないからこそ、、面白いのかもしれない。。

2018.05.18
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Mr. A

お酒は飲む種類と量によって、その日の酔い方が変わってくる。

寝不足だったり、連チャンだったり、また体調の良し悪しによっても酔っぱらい方は変わってくる。

でも、僕の場合、飲むお酒の種類とか量よりも、誰と飲むか、という要素の方が重要だ。

つまりは、飲む相手次第でお酒を消費する速度が速まり、量が増え、そして我慢しているはずの日本酒にも手を出してしまうという悪循環に陥る。

お酒の消費速度が上がれば上がるほど、飲み始める前には維持していたはずの「酔っ払わないように気をつけよう理性」が崩壊してしまうようだ。

そもそも、誰と飲むか、という重要な情報が脳にインプットされた時から悪循環の準備は開始される。

その相手との宴席の予定が決まった瞬間、僕の中で「酔っぱらう心算」が水瓶一杯になるまで徐々に蓄積されはじめ、切り立った山肌に囲まれた要塞のようなコンクリートのダムから一気に放出される大量の水のように、乾杯の合図と同時に「酔っ払ってもOKサイン」となって心に降り注がれるのだと解釈している。

僕が思いつく限り、この人と飲むと絶対に酔っぱらう人が数名いる。

Mr. Aはそのうちの一人だ。

Mr. Aは頻繁にお酒を飲む間柄ではないが、一緒にお酒を飲んだ時には酔っ払わなかったという記憶が一切ない。

そのMr. Aと久しぶりに飲んだ。

Mr. Aはこの4月から職場が異動になり、慣れない職場環境にも少しずつ慣れ、やっと落ち着いたところで久しぶりに杯を交わそう、ということで会った。

水瓶はもう満タンだった。

でも今週の僕は、早朝からの電話会議にPV撮影等も重なり、もともと疲労感を感じていた。

そんな状況でのMr. Aとの宴席で理性は崩壊し、案の定、開始10分も経たないうちに、「酔っ払ってもOKサイン」が僕の心のベンチにいるヘッドコーチから出され、心のコンクリートのダムから一気に放出されてしまった。

その日もちょうど12時を超えたあたりまで酒を飲み交わす。

途中から何を話したか記憶がない。。。でも、ずっと笑っていた気がする。

唯一覚えているのは、Mr. Aにとって壮大すぎるほどの大冒険物語を僕がシナリオを書いて実行に移すように促したことだ。

その内容は、、誰にも絶対に言えないけど。。


さて、Mr. Aは、ギリギリ終電に間に合ったようだ。。。あの後、一人で飲みに行っていない限りは、だけど。。。

まあ、、いつもはタクシー帰りになるところ、その日は電車で帰るだけの理性が残っていた分だけ良しとするか。。

でも、僕はさすがにグロッキー・・。

寝すぎか、、という思うくらい寝てしまった。。

朝起きてから、Mr. Aとふざけあって、散弾銃のように共通のLINEグループ向けに送ったメッセージが、僕たちがどれだけ酔っ払っていたかを教えてくれている。

「気をつけよう 夜中のLINEと Mr. A」

今日の一句でした。
2018.05.16
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PV撮影の日は、少し早い初夏の一日。。

今日は、5月16日。

待ちに待った???  6月に配信開始が決まった僕のシングル「Fly into the Summer」のPV撮影の日。

空は、朝からもう夏が来たかのようなお天気。

早朝に近隣の駅で待ち合わせて、車2台で撮影現場に向かう。

目指すは鎌倉方面。

僕たち以外に先に到着していたのは、撮影クルーの人たちの2台の車。

電車とタクシーで現地入りする人たちも加えると、、この撮影、結構な人数になりまする。

先日、旗揚げ公演を終えたばかりの女優ユニットMosaiqueのメンバーも、前作の「Fighting on the Edge」のPVにも出演してもらったhovalの二人も、快く今日のPVへの出演を引き受けてくれた。

さて、撮影監督曰く、今回のPVのポイントは、いかに僕が「ちょいワルおやじになれるか」ということらしい。

イメージは、ジョージクルーニー。

いや、、、無理でしょ。

ちょいワルなんて、、、あまり僕が意識したことがないジャンルなので、、もう僕は衣装からメガネから髪型から、なされるがままだ。。

砂浜ではサングラスをかけて撮影。

そして、主な撮影舞台となった海沿いのカフェでMosaiqueメンバーと記念撮影。

もうこの写真みただけで、もう夏に飛んで行ってしまいそう。。

こんなに美女に囲まれた僕は、既に顔がちょいワルっぽいし。

撮影の時は、僕以外の共演者もスタッフのみんな全員が、今回のために作ったFly into the Summer Tシャツを着用。

Tシャツのデザインがなかなかかっこいい。

午後は、バンドメンバーで演奏スタイルでの撮影。

とにかく、夕方まで撮影は大変だったけど、、こんなに楽しいPV撮影なんて経験できると思わなかったし。

何よりも、会場になったカフェのオーナー、撮影スタッフの皆さん、衣装とメイクのスタッフの皆さん、Mosaiqueの皆さん、hovalのお二人、バンド参加していただいたKOSENさんはじめミュージシャンの皆さん、プロデューサー含めその他関係者の皆さん全員に、、本当にお疲れ様でした!

そして、ありがとうございました!

ぜひ、完成の暁には試写会、やりましょう!






2018.05.15
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ブラックペッパーのたっぷりきいた

いつもお世話になっている方々による舞台を観に行った。

この日は、千秋楽。

僕は、生まれてからお芝居を観た記憶が殆どない。

まったく自慢にならないが、ニューヨークに6年も住んでいながら、ミュージカルを一度も観に行かなかった。

本場なのに。。

ミュージカルどころか、映画も行かなかったし、カーネギーホールにクラシックを聴きに行くこともなかった。

だからなのか、、、マンハッタンのエンターテイメントのメッカとも言われる”タイムズスクウェア”や”ヴィレッジ”という場所には殆ど馴染みがなかった。

僕にとってのニューヨークでのエンターテイメントとの接点は、プロスポーツ観戦と、2〜3回だけ行ったことのある有名ジャズクラブと、たまにお客さんか上司が連れて行ってくれたピアノバーくらいか。

それくらい、昔の僕はエンターテイメントというものから遠く離れた場所で生きていた。

なので、生で舞台を観る、ということが、どういう意味を持つのかが、イメージできないまま会場へ。。

入り口で僕のプロデューサーと会う。

この舞台の音楽プロデューサーも彼が務めている。本当に、お忙しいお方だ。。

舞台が始まる。

まず気づいたのが、出演されている人たちの努力がにじみ出ていたこと。

中には初舞台の人もいたけど、みんな将来のスターを目指す人たち。

ある意味プロなので当然といえば当然かも知れないけど、、僕には真似できないな。

僕がラジオ収録する時には、カミカミなのに、、舞台の出演者の人は誰一人として一度も噛まなかった。。

さすがだ。。爪の垢でも煎じて飲みたいくらい。



さて、舞台が終わり、打ち上げまで空き時間、プロデューサーとスタッフの人と食事へ。

イタリアンカフェに入り、注文。

僕は最初の一杯はビール。

そして、二杯目はサングリア。

「オリジナル・サングリアください。」

「えっと、どのサングリアにされますか?」

「いや、この、、オリジナルのサングリアを。」

メニューを指差し主張する。

「サングリアよ、サングリア。サンガリアじゃないからね。知ってる?サンガリア。イチ、ニイ、サンガリア。ニイ、ニイ、サンガリア。サンガリア。サンガ・・」

「はい、聞いたことありますけど、、サングリアは、この三種類からお選びください。」

軽く流されて、、どうやら、オリジナル・サングリアという大項目の中からサングリアの種類を選ぶ必要があったようだ。。

僕のメニューの見方が間違っていた。。

そして、食事。。

注文していた”濃厚4種チーズパスタ”が運ばれてくる。

「チーズパスタにブラックペッパーはかけられますか?」

彼女は、既にブラックペッパーをかける体勢に入りつつ訊いてきた。

「はい。お願いします!たっぷりと。。。ところで、ブラックペッパーのたっぷりきいた、私の作った・・・・。さて、なんでしょう?」

煩わしい客だと思われながらも、、、もう一度、今後はリズムを取って訊いてみる。

「♪ ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作った ♪・・はい!」

「濃厚4種チーズパスタでございます。」

いやいや、違うでしょ。

ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作った、、、、、、あれ・・?何だっけ?

もう一度、口に出して、

「♪ ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作った ♪・・・・あ、、オニオン、、オニオンスープ!」

いや、違うな。スープじゃない。。

何だっけ?

さあ、もう一度!

「♪ ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作った ♪ 、、はい!」

「濃厚4種チーズパスタでございます。」

・・もはや、ウエイトレスは、表情を変えることはなく、ブラックペッパーをかけていた。。

結局、、何だっけ・・・。

はい、正解は、こちら!

https://www.youtube.com/watch?v=nu_u7dv3h-Y
2018.05.13

モミジの若葉

新緑の季節。

木の幹から伸びた枝の至る所からは、、赤い色をした生まれたての、、まだ枝とも呼べぬくらい細い細い無数の爪楊枝のような枝が出ていて、

その端々には、三角巾のように折り畳まれた無数の小さな葉っぱの赤ちゃんがついていた。

それが2週間前のモミジの木。

5月中旬となった現在、折り畳まれた傘のように首を垂れていた小さな葉っぱの赤ちゃんは、文字通り新緑という言葉をそのまま表現したような淡い黄緑色を全身にまとい、モミジの葉っぱと呼ぶに相応しい、5本指の手の平を大きく広げた姿へと成長した。

まさに若葉を絵に描いたようなその容姿は、初々しく、とても柔らかく、そして木の下から見上げるとその薄さ故にうっすらと空が見えるかのように、しなやかに風に揺れ、軽やかで、ちょっとでも力を加えてしまうと簡単に傷つけてしまいそうなくらい、、とても繊細な芸術品のように見える。。

Fragileというラベルを木の幹に貼っておきたい感じ。

そんなモミジの若葉が、時に風に揺られてヒラヒラと舞い落ちてくる。。

1枚や2枚ではない。。

見れば、若葉の割にはかなりの量の葉が敷地内に落ちている。

落葉の季節でもないのに、、と首を傾げながら落ちた若葉を拾い上げる。

見た目通り、その若葉は柔らかく、繊細だ。。

まるで、セミの幼虫が地中から這い上がり、木の幹でその硬い殻を破って広げたばかりの、まだ透明な羽のような感触。。

いや、、セミの透明な羽は触ったことないけどね。。

でも、例えると、、そんな感じ。

さて、拾い上げた若葉。

よく見ると、その裏側にとても小さな毛虫がついていた。

その毛虫は、柔らかい若葉のちょうど人差し指と中指に相当する葉っぱを両側から手繰り寄せて縫い合わせ、そこに糸のようなものを分泌して、自らの居場所を確保するかのように小さな巣を作っている。

そして、地上へと落ちてしまったことで、自分の居場所がここでいいのかを確かめるように、その細い糸で出来た巣から体をくねらせてそこから這い出ようとしている。

なるほど、、よく見ると落葉した若葉の形は、指の部分が丸まっていたりして、そう、一部が縮れたように、、どことなくぎこちない。

他の葉っぱも拾い上げてみると、、ほぼ全部と言っていいくらいに毛虫がついていた。

もしかしたら、モミジの木が自らの意思で、毛虫がついている葉っぱを選別した上で意図的に枝から切り離しているのかも知れない。

これは僕の推測だが、、健康な葉っぱであれば、綺麗な5本指から成る葉っぱが、戦ぐように風になびいて、空気抵抗もなくその風をやり逃すことができるはずのところ、毛虫がついた葉っぱは、その一部が縮れてしまうことで、風を抵抗なくやり過ごすことができず、毛虫の重みもあって落葉してしまうのではないか。

もし、そうだとすれば、生き残る上で、とてつもない本能を身につけているなあ、と感心する。

何と言っても、、生きてゆくための、、若葉を落葉させるという一見矛盾するかのような行動が、非常に論理的かつ合理的で、、とてもわかりやすい。。

人間も、、自分にとって都合の悪い人を、自らの意思表示をあからさまに伝えることなく、モミジの木のように切り離すことができれば、、、人間社会におけるストレスというものからもう少しは解放されるのでは、、と思う。

ところで、今朝も早朝からキセキレイのセコムは、ものすごい勢いで稼働していたことを付記しておこう。。

もうそろそろ、、いいんじゃない?

それ、自分だって気づいても。。
2018.05.12

キセキレイによるセコム

2週間ぶりの山小屋での朝は、聞き慣れない音で目を覚ました。

時計を見るとまだ5時前。

外はうっすらと明るい。

コン、、コン、、コン、、。

何かが壁を叩くような音が、不定期に、しかも異なる場所から時折聞こえてくる。

そうしているうちに、僕が寝ている部屋の窓で、その聞こえていた物音が一段大きな音量で響いた。

コン!

何だろうと、窓を見上げる。

すると、鳥らしき影が羽をバタつかせながら、一瞬窓の向こう側に見え隠れしている。

その度に、口ばしが窓に当たる音なのか、頭突きをする音なのか、コン!という音がなる。

眠い目をこすりながら、外に出て屋根の方を見上げると、見慣れない色の鳥が、、そう、お腹が黄色く尾っぽがちょっと長い鳥が煙突にとまっている。

そして、何かを思い出したように、窓に体当たりをただひたすら繰り返している。

最初は窓に体当たりする遊びをしているのかと思っていたけど、そうではないらしい。

調べてみると、この鳥は「キセキレイ」という鳥で、窓に体当たりするのは、自分の縄張りの中に入ってきた鳥に体当たりして追い払っているんだとか。。。

つまり、窓ガラスに写る自分の姿を、自分の縄張りを侵略する者と勘違いして、侵略者への攻撃を仕掛けているということだった。

その後、そのキセキレイは、敷地内の決まった枝に止まっては、忙しそうに羽根の毛づくろいをしながら、常に敷地内への侵略者がいないかずっと見張っていた。

どうやら、僕たちが2週間山小屋を空けていた間に、僕の敷地の上空は、キセキレイに侵略されてしまったらしい。

キセキレイから見れば、僕たちがまさに侵略者かもしれないが、、、上空を侵犯しない僕たちへの体当たりは免除された格好だ。。

最近、鳥の餌台にひまわりのタネを入れても、なかなかすぐにシジュウカラがやってこないのは、彼の侵略者対策のせいなのかも。。

鳥の世界にも、人間にはわからない人間関係、、いや鳥関係があるんだろう。。きっと。

まあ、またしばらく山小屋を空けることになるので、、、その間の留守番と侵略者対策は、、このキセキレイに任せることにしよう。
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