加藤ヒロ 公式サイト

BLOG

2018.09.09

黄金色の風景、、青い空

大坂なおみ選手の日本人初のグランドスラム優勝という快挙で目覚めた日曜日。。

といっても、ちょっと遅めのお目覚め。。今日ばかりは、ぐうたらな朝。

体も疲れているので、東京に帰る前に、ちょっと遠いけど
僕の一番のお気に入りの温泉へと寄り道。

いつもと違うルートで温泉宿へ向かう。

そのルートは、高い山の峠を越えていくルート。

1400m、1500m、1600m、、、道路脇の標高を示す掲示版に記された数字がどんどん大きくなっていく。

1700m、1800m、、、これくらいの標高になると、道路脇に群生する白樺の幹の色が白から赤みを帯びた色へと変化していく。

1900m、、、そしてついに、、、2000m超え。。

でも、室外温度計は20度くらい。

標高2000mで20度なら、下界では40度くらいの猛暑の筈。。

100mにつき1度違うと言われる気温差も、昼間は必ずしもそうではないみたいだ。。

峠を越えて、さらなるクネクネ道を下り、お目当ての温泉宿へ。。

古くて寂れた温泉宿だけど、、その宿のお湯だけは格別だ。。

はるか昔はとてもハイカラな温泉宿だったみたい。。

湯場へと続く宿の廊下に飾られた写真には、ずっと昔、ここを例年のように訪れたとある大女優御一行様の家族写真が。。。

さらに古い写真には、その大女優がまだ少女の頃に別の大女優の少女時代に一緒にここを訪れたことを記録するものある。。

大女優同士、、少女時代から家族ぐるみのおつきあいだったんだね。。

しかし、今だってこの宿に辿り着くのに相当な山道を登ってくるわけだけど、、まだ車の性能も高くない、道路も今ほど整備されていない時代に、、ここにくるだけで一大事だったんだろう。。

そんな思いを馳せながら、、お気に入りの薬湯温泉にゆっくりと浸かりながら、ため息をつく。。

先月に患った喉風邪の影響でまだ咳が時々出るので、、早くその喉風邪が完全に治るようにと、、いっぱい薬湯の湯気を吸い込む。。

ゴホっと、、、むせる。。

そして、また溜息。。。東京に帰りたくないな。。

と、思いながらも温泉から上がってから出発。。再び山里の夕景の中、車を走らせる。。

左右には、棚状に整備された田園風景が広がり、その棚田には黄金色に染まる稲穂がその頭を垂れている。

その黄金色の棚田が夕日に照らされて、はるか先の山の麓まで広がる風景は、何か神々しい雰囲気さえも感じてしまう。。

走る道路の脇には、すすきの群生が稲穂と同じように頭を垂らす。。

ふと、フロントガラス越しに空を見上げる。。

鳥、、いや、トビウオのような奇妙な形をした白い雲。。

その周りにも様々な形をした雲が広がる。。

その向こう側には夕暮れ時にもかかわらず、青い空。。

その空の青を見て、なぜか知らないけど、、嬉しくなった。。

温泉で身体が楽になったからか。。

なぜか、、楽しくなった。。

また、明日から、、頑張ろう。
^
TOP