加藤ヒロ 公式サイト

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2019.03.06

レコーディングという名の修行

レコーディング。

僕の収録は、都内某レコーディングスタジオの広い部屋の中に設置されたブースのようなスペースにて、予定通りの時刻に開始された。

この日の僕のノルマは、午後から2曲分のギター録りと1曲分の歌録り。

午前中は、まさや君のベースのレコーディング。

僕が到着した時には、レコーディングを終えたまさや君がいつもの陽気な笑顔を浮かべながら、余裕シャクシャクで談笑している。

恐らくは、この日の僕のパートは、ギターの上手い人であれば、チャチャチャっと1時間もかけずに終わらせることが出来るような内容であろう。

僕だってブログでは格好よくチャチャっと終わらせて「レコーディング終了!」と涼しい顔の写真付きでスマートに書きたいところだけど、、、そんなに現実は甘くない。

未熟な僕にとってみればレコーディングはいつも苦難の連続。。

そう、、修行なのだ。。

弾いてはミスして録り直し、そしてまたやり直してはミスして録り直し、、この状況が続く。。

もちろん事前に個人練習はやってくるんだけど、、レコーディング本番となると全然違うんだよね。雰囲気も。

よくあることだが、僕の未熟さ故に、録り始めの頃に比べて、最後の方はギターが上手くなってたりする。

そう、自分でもそう感じる時がある。

だから、大抵の場合は最初に録った部分をまた最後に録り直したりする。。

だから余計に時間がかかる。

この日もそう。

あんなに苦労して録った最初の部分を、最後はチャチャっとOKが出たりする。。

そして、やっとの思いで1曲分のギターを録り終える。。

この時点でずっと力みが消えない僕の右腕にはすでに張りを感じる。。

次は気分転換も兼ねてギターではなく歌録り。

ところが、力みで硬直した体からはまともな声が出てこない。。

だめだコリャ。。

それでも何とか押し切るように歌録り終了。

元気めの曲だったからまだ良かったかも。

バラードだったらアウトだった。

この頃、コントロールルームでは夕食の出前をどこに頼むか、という重要な議論が取り交わされていた。。

え、、もうそんな時間。。?

いつの間にか、時刻はとっくに夕方から夜へ。。

そして、次の曲のギターを録る準備が整ったところで夕食が到着。

この日はインドカレー。

スタジオのスタッフの人が買いに行ってくれたらしい。

夕食を終え、再びブースにてギター録り。

またしても試練が。。。

人差し指で複数弦を押さえるバレーコードとその録り直しの連続に、左手までも悲鳴を上げ始める。

特に、この日の使用ギターはいつも使っているギターではないから、微妙に弦の押さえ具合の感覚が違うから余計だ。。

で、何とか僕のパートは終了。

夜になってサックスの寺地美穂さんが登場。

僕のレコーディングのパートが終わるのを控え室でずっと待ってくれていた。。

申し訳ない。

こうやって沢山の人の力を借りながらやっているわけですよ。。

本当にありがたい。

で、この日のレコーディングは全て終了!

修行でボロボロになった僕の心を癒してくれるのは、寺地さんの元気な笑顔だけですよ。

また、頑張らないとね。





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