加藤ヒロ 公式サイト

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2019.04.04

50歳のチャレンジ

外は麗らかな春の気配。窓のすぐ外の電線で遊ぶ鳥の声が聞こえる。二日酔いの頭痛を微かに感じながら、重い頭をもたげて時計を見る。時間はもう9時半を過ぎている。

起き上がると、まだ前日のライブの余韻が僕の頭の上を漂っていた。ライブ後の打ち上げで、かなり遅くまで飲んでしまったようで、最後の方は何を話したかさえも覚えていない。

僕はライブの少なくとも5日前から禁酒することにしている。だから、ライブの後の打ち上げでは、その反動からかついつい調子に乗って飲んでしまうのだ。しかも、昨日は自制している類いの強いお酒まで飲んでしまった。。

でも、まあいいか。。打ち上げで溜まっていたものを発散する勢いは簡単には止められないし。

さて、昨日のライブ、沢山の方にお越し頂いた。「楽しかった」と帰り際に笑顔で言っていただけると疲れも簡単に吹き飛んでしまう。そんなライブを続けていきたいと感じる。

昨日のライブは自分にとって沢山のチャレンジが盛り込まれていた。ハーモニカを使った新曲の弾き語り、セミアコを使った足元のエフェクターの操作、イントロのリードギター、やったことの無いカバー曲などなど。。

ライブの前日、レッスンの時に歌の師匠から言われた。ライブではかしこまってはダメ、もっと羽目を外していいんだ、と。僕の弾ける笑顔があれば、お客さんは楽しむ事ができると。

僕の「いつか笑えるよ」という曲の中で「僕の笑顔で君を幸せに出来ると気づいて」という歌詞がある。全然気づいてなかったな。そんなことばかりだ。そう、出来もしないのに、勝手にわかったつもりになっている事があまりにも多すぎる。僕の50歳のチャレンジは、そういう自分を知るところから始まっている。

その意味で、昨日のライブの最大のチャレンジは自分自身が楽しむことだった。そうすれば、少々の失敗もお客さんが笑いに変えてくれた。以前はそうは思えなかった。何故なら、歌もギターもあまりにも技術的に自信が持てなかったからだ。

ライブが終わると、しばらくは一握りの充実感に浸ることが出来る。でも、時間が経つにつれて様々な反省が心の中に仕掛けられた風船のように膨らんでくる。

それをまた次のライブでリベンジしたいと思うのだが、そう簡単にはいかない。それの繰り返しだ。。

次のライブは初めての名古屋での弾き語りライブ。昨日の自分を越えていく。50歳になってもそんな日々が送れている。とても幸せな事だと思う。
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