加藤ヒロ 公式サイト

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2020.04.05

傍観できないので。。。

自宅に閉じこもっていると、ギターを弾く時間以外は、スマホをずっと見てる。

見ていると色々と勉強になる反面、言いたいことも多々出てくる。

僕が言ったところで何が変わる訳じゃないんだろうけど、この一大事の局面において実際に起きている事について傍観する事はできない。

事後的に「あーだ、こーだ」と文句を言ってもあとの祭りだ。

殆どの政府関係者もお役人も一生懸命やっているんだとは思うけど、こういう局面だからこそ僕らも市民権を持つ人間として、もっと踏み込んで政治参加すべきなのかも知れない。

何が正解かも分からない状況で、批判や反対意見もあるかも知れないけど、そういった意見をぶつけ合わないと辿り着けない結論や考え方もあるはず。

批判を恐れて自分の意見を飲み込むのではなく、生産性のあるメッセージであればどんどん発信して行こうと思う。

メッセージを発信しようと思うと、色々勉強しなければならないことが増える。他の人の意見も色々と見るようになる。それによって自分の考え方も整理されるし、知らなかったことを目にしたりもする。

それだけでも、とても意味のあることのはず。

でも、ブログだから、あまり難しくならない程度に。。。。

まず、今、緊急事態宣言を出すべきか否かで議論が起きているけど、出すことの目的とその効果、それによって失うものの定性的・定量的な比較考量に基づく総合的判断以外にはない。

それを踏まえて、もう個人的には緊急事態宣言を出すタイミングに来ていると思う。

緊急事態宣言を出しても都市封鎖は現実的には無理だし、外出も現行と同じ自粛要請と変わらないのかも知れない。その意味では、小池都知事の要請による週末の外出自粛は一定の効果が出ていると思う。

でも、問題は平日だ。かなりの会社が在宅勤務や分散出勤に切り替えているが、未だにテレワークの体制が整っていないからという理由で、通常出勤の体制を維持している会社もある。

最近は地下鉄やバスに乗っていないから分からないけど、聞こえてくる話ではやはりラッシュ時にはそれなりの”三つの密”状態が発生しているようだ。

緊急事態宣言を出すことで、企業は出勤体制の見直しを余儀なくされるはずだ。自覚症状が出ない場合がある特性を考えれば、平日の外出人数を減らす効果はかなり大きいと思う。

まだ危機意識は十分なレベルまで浸透しているとは思えない。

経済とのバランスをとることも重要だが、一定期間、例えば3週間か4週間、積極的かつ徹底的に自粛することで、みんなが一斉に耐える時期を乗り越える方法が最も効果が高いように思える。このままズルズルと破滅に引き摺り込まれる一線を超える事態だけは回避しなければならない。

日本は幸いなことに何とか爆発的な感染拡大を押さえ込めている。このタイミングでこそ引き金を引かないと取り返しがつかなくなるのは、海外、とりわけニューヨークの状況を見れば明らかだ。

日本は違う、と思うのは、その可能性は否定しないが、、甘い。

そもそも東京オリンピックを何としても今年敢行する→難しいかも知れないけど、できるならば今年実施したい→今年無理でも中止だけはご勘弁を、というズルズルな結果を繰り返してはならない。

中途半端な初期対応が結果として事態を悪化させている可能性がある以上、あわよくばこのまま経済と感染拡大の抑え込みの両立を維持して世界の注目を、、、、と目論むのはあまりにも危険すぎる。

状況が好転することで、緊急事態宣言を途中で撤回することは可能だが、遡って宣言することは出来ないのだから。

一方で、経済対策が不可欠なのは言うまでもない。

個人的には、こう言う時にこそ躊躇なく赤字国債を活用すべきだと思う。国家予算の半分を使ってでも、、だ。国が生きていれば国家予算の半分の赤字国債はどれだけ長い年月がかかってもコツコツと返済する事ができるが、国の経済が死んでしまっては元も子もない。

あと、政府が発表した条件付きで一律30万円を支給すると言う対策。。個人的には良いアイデアとは思わない。

こう言う時に出す対策はシンプルであること、つまり、分かりやすさが一番重要。それが、国民の心理的不安の軽減に寄与するはずなのに、所得が半減だとか、自主申告して書類を見せろだとか、そんなややこしいやり方はこの状況には適さない。

ましてや、役所に出向いてこい、なんて言うことは外出の自粛要請を行なっている最中では以ての外だ。もっとデータベースやネット環境を活用すべきはずなのに。

5Gの時代がもう来ているが、通信技術がどれだけ進歩しても、それを活用するだけの制度と仕組み、社会インフラが追いついていないと意味がない。3000億円かけて導入したマイナンバー制度は何のための制度だったのか。中途半端に形だけ作りました、で終わっているツケはこう言うところで出てくるのかも知れない。

今、僕らが出来る事はとても単純で小さな事。でも、とても重要。

それは、出来る限り人と接触する外出機会を制限する事。

東京オリンピックを来年実施するならば、僕らが向けるべき視線は、日本国内ではなく全世界に向けられなければならない。オリンピックは一時的なものだけど、インバウンドに依存する経済構造が出来上がっている業界の回復や国外への人の移動を含めて僕らの生活が元に戻るためには、全世界が新型コロナウイルスの脅威から解放される必要がある。

1日も早く日本単体として元の状態に戻ること。そして、その先に余力があれば、これから感染拡大が懸念される発展途上国やウイルスの収束にまだ目処がつかない先進国への支援を日本としても積極的に行なっていくこと。

苦境の中で求められるリーダーシップは、集団が目指すべきものを明確に提示し、共有化を図り、そこに向けた分かりやすいロードマップを描くことだ。

森友、加計、公文書改ざん、桜を見る会、、、度重なる出来事によって、相当程度の国民の信頼を失ってしまった(?)今の日本のリーダーが「いつまでに必ず新型コロナウイルスを収束させる」と言う強い意志を示し、全国民の協力を仰ぐためにも、緊急事態宣言は出されるべきものである、と感じてならない。
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