加藤ヒロ 公式サイト

BLOG

2019.08.11

さよなら、夏の甲子園。

甲子園には魔物が棲んでいると昔から言われる。

この日、母校にとっての甲子園の魔物は8回の裏に現れた。でも突然現れたわけじゃない。試合の中盤くらいから、その姿が見え隠れしていた。



僕は朝7時羽田発のANA013便に乗り込んだ。到着地は大阪伊丹。同級生や在校生達もそれぞれの交通手段で続々と甲子園に向かっていた。

試合は第三試合。開始予定時刻は13時だが、その時刻を過ぎてもなお、第二試合の熊本工業対山梨学院の試合が延長戦に突入して決着がつかない。

その間、僕を含むアルプス席に入場する学校関係者は第14号門入り口を先頭に長い行列を作って待機。

僕は幸いにもテント下の日陰に陣取ることができたが、かなりの人が直射日光の下で一時間以上も立ったまま入場を待ち続けることに。。

僕も日陰とはいえ汗がダラダラと背中を伝っていくのがわかる。。もうこの時点で体力の半分を使い果たした感じだ。冷凍したペットボトルのスポーツドリンクの氷も半分が溶けている。

それにしても、最初から嫌な予感がないわけじゃなかった。というのも、母校の試合を三塁側で観戦して勝った記憶が僕にはないのだ。まあ、そんな個人的な思い込みなんて、当てにもならないと、、その時は思っていた。



さて、第二試合も終わり、いよいよ入場。僕は同級生達とはぐれてしまったので、一人でアルプススタンドの最上部へと登る。日差しはきついが、高い場所にいると海から吹いてくる浜風のおかげで、幾分でも暑さを凌ぐことができる。

試合は、初回に先制点こそ許したもののすぐに同点に追いつき、試合中盤には母校らしい小技を絡めた攻撃で、少ない安打数で着実に得点を重ねていく。

6回表が終わった時点で4-1でリード。

すると僕の背後から「練習試合でも4-1で勝ったらしいよ。この学校には負けたことないいうて言いよった。」という声。

僕の周りはどうやら野球部OBやOGの方ばかりのようで、みんな口々に野球に詳しそうなコメントをしている。

「今日はピッチャー、調子ええのう。」

「このまま今日も4-1で終わるじゃろう。」

3点リードに周りの雰囲気は、楽勝とはいかないまでも、「負けることはないだろう」という雰囲気が支配し始めていた。



僕は自分がまだ高校1年生だった頃の記憶を辿っていた。

夏の県予選を控えた5〜6月ごろ、全国の強豪校を招いての練習試合が毎週のように組まれる。修徳、天理、岡山南、松山商、、、いずれもそうそうたる強豪校ばかりだ。

僕はノートとペンを手に、他の1年生部員と並んでバックネット裏のスタンドに座って全ての試合を観戦していた。

今でも印象に残るは松山商との練習試合。正直、ミスも多く、攻撃力も強いとは言えない松山商は、僕の目からみても決して強いチームには映らなかった。僕の記憶が正しければだが、2試合ともに母校が勝ったと記憶している。

そのわずか2〜3ヶ月後、僕の目からみてあれだけ弱かったはずの松山商は、夏の甲子園でベスト8まで勝ち上がり、あの桑田・清原擁するPL学園と大接戦を演じ、惜しくも2-1で敗れるもあと一歩で勝てていた、というチームにまで強くなっていた。

高校野球のチームが、それくらい短時間の間にとてつもない成長を見せることは決して珍しいことではない。だから、練習試合で勝った・負けたということほど当てにならないということを、僕はその松山商の変貌ぶりで思い知らされていた。



今年の広島県予選の準決勝。優勝候補の大本命だった広陵高校を13-5で破って決勝に勝ち上がり、そして手にした甲子園の切符。

僕もPCの画面にかじりついて広陵との一戦を見守っていた。試合は、当初の予想を覆すような展開で、4回の表が終わった時点で6-0と母校がリード。

5回の裏に3点を返されて試合は6-3の3点差に。

その時は、いつ広陵の強力打線が爆発して試合をひっくり返されてもおかしくないし、どれだけ点差をつけても最後までハラハラドキドキしながら見ていた。

誰しもが同じ気持ちだっただろう。

同じ3点リードの試合展開でも、県予選の広陵戦と、この日の甲子園での岡山学芸館との一戦では、全く違う空気を試合を見る側が生み出していたのも事実だった。。。僕自身も含めて。



「勝てるだろう、と思った瞬間から負けのシナリオは動き出す」。。

僕がよく会社のメンバーに話す言葉だ。

スポーツの試合に限らず、実は会社組織の運営やビジネスの場でもこの教訓を忘れられないくらいの沢山の苦い経験を積んできた。その中でも、この言葉が一番現実を如実に表す言葉だと信じている。

M&Aの世界でも契約締結して「よし、これで終わった」なんて気を緩めたら、とんでもない大どんでん返しが待っていたりするものだ。

だから、案件が完全に成立するクロージングまでは、一瞬たりとも気を抜いてはいけない、という教訓。

この日、誰が気を抜いたわけではない。選手だって監督だって、応援席だって、みんな精一杯頑張った。

でも、甲子園の魔物は、無意識のうちに漂い始めた「負けることはないだろう」という目に見えない空気感、というものを見逃してくれなかったようだ。

とりわけ実力や精神面でのボラティリティーの高い高校野球の世界だから、そういう思いもしない出来事が割と起きてしまいやすのだろう。

これが「甲子園には魔物が棲んでいる」と言われる所以なのかも知れない。



3年生にとっては、これで最後の夏が終わってしまったけど、また新しいチームで来年の甲子園を目指して頑張ってほしい。

これだから、甲子園は永遠に憧れの場所であり続けられる所以でもある。

さよなら、甲子園。またいつか。




2019.08.09

あいちトリエンナーレ

ラジオ収録のため名古屋へ。

せっかくなので、今何かと話題になっている名古屋トリエンナーレに行ってみようとプロデューサーに誘われる。

面白そうなので、是非!と同行させて頂く。

まずは愛知県美術館10階へ。打ち合わせを兼ねた長いランチを終えて会場へと入る。

僕にとってこういうイベントは初めてかも。。

へえ、、なんとも言えない不思議な空間。。

中でも気になったのは、色んな格好をした作り物のピエロがランダムに置かれた空間。

一体一体が実は本物の人なんです、と言われてもおかしくないくらい。

ピエロが一斉に動き出したことを勝手に想像すると、心の底の方で何かモゾモゾとした感覚を覚える。

その後、場所を変えて名古屋市美術館へ。

歩ける距離だけど、暑いのでタクシー移動。

冗談ではなく、3分以上外を歩くと倒れてしまいそうな灼熱の世界だ。

名古屋市美術館に到着。

ここで気になったのは、立体的な装飾を施した大きな壷。

カジキ釣ってるし。。

その隣では、津田大介さんがお客さんを案内してる。。

色々と大変そうだけど、ご本人はとても楽しそう。

その翌日、あいちトリエンナーレの会場で警察官に液体をかけたとして、住所、職業不詳の男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したとのニュースが。

報道によれば、午後3時半ごろ芸術文化センターの関係者からヘルメットを被った男3人が10階の床に何かを塗っているとの通報があり、警察官が駆けつけて外で話を聞くために10階からエレベーターで降りる際に、男の一人が「ガソリンだ」と言って警察官に液体をかけたらしい。。

それにしても、、3時半ごろ、、僕らはそこにいたなあ。。いや、時間的には、僕らが名古屋市美術館に移動するために芸術文化センターを後にした直後の出来事だったかも。。。

少なくとも僕はヘルメット被った人は目撃していないけど。。

僕?ヘルメットなんて、、被ってませんよ。。。

色々と、、大変ですね。。







2019.08.07

未来志向の働き方

最近、忙しい。。ゆっくりする時間もあるけど、なぜか時間に追われている気がする。多分、疲れているのが最大の理由。

そもそも、人は時の流れを制御することはできないけど、自分の予定や思考を最適化させ、時には他人の手を上手に活用することで、あたかも時間を制御できているような日々を送ることはできる。

難易度が高く、簡単に出来そうもない予定を無理やり詰め込んだり、物事の完了に相当な不確実性を伴う予定を過密スケジュールの中に組み込んだりすると、やがて歯車が狂いだし、制御していたはずの時間はどれだけ走っても追いつけないくらいまで速度を上げられ、そのスパートに置いて行かれてしまう。

そこで立ち止まってしまったりすると、やがて時の流れは人の力では太刀打ちできないほどのすさまじい土石流へと変貌し、自らの意思が一切反映されることもなく、結果として思いもよらない方向へと押し流されてしまう。

働き方改革という名のもと、ここにきて世の中ではずいぶんと残業が減ったという話を聞く。僕の会社も例外ではなく、どうしても時期的に無理やり詰め込んで作業を終えなければならない状況は避けられないので夜遅くまで残業する日が続くことはあるものの、全体的に見れば昔と比べると残業そのものが減ってきたのは確かだ。

その反面、やる気に満ちた若手からは残業をしてもっと経験を積みたいし、残業手当で経済的な対価も欲しいのに、それができなくなってしまい残念だ、という声も聞く。本来であれば、働きたい人にはもっと働く機会を提供しつつも(もちろん際限なくというのは無理があるが)、健康上の理由やワークライフバランスの観点から残業を規制したほうがいい人に対しては会社がきちんと規制をする、という柔軟性をもたせたルールというものが望ましい。

それが、一部のプロ職を除いてすべて一律で規制してしまっているという画一的な柔軟性の欠如が、将来の日本の力を弱めてしまうことにならないか、若干心配なところである。人材の国外流出も含めて。

やはり根底にあるのは、労使関係という力関係であって、立場的に弱い側を守るというのが規制の原則的な考え方になるのだろう。

では、もっと仕事をしたい、という人はどうすればいいか。

細かい法律の話は詳しくわからないけど、基本的に残業規制は管理職には適用されないし、自営業の人にも適用されないはず。それならば、日本のサラリーマンも①独立して業務委託契約を締結する自営業型と②従来のサラリーマン型、の二つの選択制にしてしまえばいいのに、と思うときもある。あまり深く真面目に考えているわけではないけど。

もちろん新入社員に適用というわけにはいかないけど、入社して5年も働けばそれなりのノウハウも身についてくるだろうし、そうすれば立派に個人としての役務提供が個別の対価と引き換えに可能になるはず。その人は基本的に自営業になるから、主たる役務提供先である会社と利益相反する業務はできないとしても、空いた時間で副業とかは可能になる。しかも、残業規制も適用されない。

そして、そういう労働環境がもたらすもう一つのメリットが税効果だと僕は感じている。実際に、僕も自分で会社を持って音楽をはじめ複数のビジネスをやっているが、その中で、個人としてはやらないであろうことが、会社となるとできてしまうことが多々ある。

典型的なのが、接待。ビジネスをやるうえで人とのかかわりは重要だし、その関係を円滑に維持したり信頼関係を築いたりするには、一緒に飲食を共にするというのは、僕にとってはとても大切ないべんとだ。だから、個人では行かないであろうお店も、ビジネスのためで、かつ税金上損益で落とせるとなるとむしろ積極的に行ってしまう。

車だってそうだ。仕事で使う以上、ガソリンも駐車場代も全部経費で落とす。サラリーマンにとっては、生活するうえでのコストでしかなく、それらをいかに削減するかという点にフォーカスされがちだが、会社となるとそれらのコストは「費用」ではなく「投資」という意味合いを帯びてくる。だから、浪費はよくないが、将来の果実のために撒く種としては撒くことに個人の財布から出すときほどの躊躇はない。

アメリカは、サラリーマンでも自分で税務申告を行う。だから、競馬好きの人は、当たり馬券で儲けた所得に、負け馬券のお金を損金で相殺することが可能だ。だからといって、負け馬券にいくら投資をしてもいいかと言うとそうじゃないだろうし、競馬場で負け馬券を一生懸命拾い集めるおじさんの姿を見たときは、ちょっと引いてしまったが。

日本でもその昔、お買い物券とか、減税による還付とかやっていたけど、本質的な消費行動を惹起させる政策としては、そういう制度とかを考えてもいいんじゃないかな。

もうこのご時世、働き方改革とか言っても、勤務形態とか残業規制とか、そういう縦割りの一つの側面からの議論ではなく、税金もそうだけど、地方創生への取り組みとか、街づくりの観点からの大胆な規制緩和による独立支援とか、もっと横串をさすような構造的なインフラ改革をセットで議論しないと中々目に見える成果を上げることは難しいんじゃないかな。

まあ、政治家の方々は僕たちの知らないことも一生懸命やられているのかもしれないけど。独立して自営業になっても、元請と下請けの関係とか、実質的には会社での労使関係以上に社会的には弱者の立場に置かれている中小企業が多いから、そう簡単にはいかないと思うけど。

え、、僕。。。?

はい。。。

未来志向の働き方の模範をみせるべく、、、音楽活動という投資コストを損金算入させていただいております。いつか、所得に化けることを夢見て。まあ、、誰も投資してくれないベンチャーみたいなものですから。だから、自分で投資しております。

DCFの割引率、、高いよ〜。← 分からない方は無視して下さいね。
2019.08.03

盛り上がっております!

週末の朝。。

閉め切った掃き出しの窓を開けた瞬間、それまでの静寂が嘘のように無数の蝉の鳴き声が響き渡る。

そして、間髪入れることなく湿った熱風が、人工的に心地よく冷却されたリビングという密閉空間の中に吹き込んでくる。

そのまま窓を開け放しに放置しようものなら、リビングはその熱い空気の塊にあっという間に支配されてしまいそうだ。

8月6日に開幕する夏の甲子園大会。

こんな真夏の炎天下で灼熱の太陽の光を浴びながら、ユニフォームを着て野球をする甲子園球児の気力と体力には感服だ。

もっと言えば、その試合をスタンドから応援する人たちも、並大抵の覚悟がなければ3時間もそこにずっと居られるわけがない。

「必要なチケットの枚数を教えてください。」と同期の同窓会幹事からラインが配信される。。。

他人事ではない。

果たして、自分にその覚悟が出来ているのか、、、人工的に心地よく冷却されたリビングのソファーに寝転んで僕は自問自答する。

組み合わせ次第では、そもそも甲子園に行けない日程に試合が入ってしまう可能性があるし、僕も一社会人として仕事をしている立場上、しかも甲子園から500キロ以上も離れた東京に住んでいるという状況を考えると、決められた時間に甲子園まで足を運ぶことは決して容易ではない。。(バックネット裏の阪神戦ならピンポイントでも行きますが。。)。

なんとか勝ち進んでくれれば、行けるチャンスはありそうだけど。

先週、「甲子園出場、おめでとうございます。」とたくさんの方からラインやメッセージを頂いた。

出場するのは選手なので、果たして僕が祝福される立場にあるのか、というと微妙だけど、、、僕のバーチャル短冊のお願い事が叶ったことをお祝いして頂くのは、あまり普段からお願い事をしない僕にとってみればとても嬉しいことだ。

だから、来年のバーチャル短冊には、「今年の紅白に出れますように。」と願い事を託してみようかと思う。

叶うわけないけど。。

甲子園、、応援に行ける行けないはともかく、母校の関係者は盛り上がっております!
2019.07.31

サクサク!

人間誰しもが「ああ、アレやんなきゃいけないな。。」と心の片隅に引っ掛かっているものを持ち合わせているはず。

「やんなきゃいけない」事にも色んな種類があるし、それに手をつけられていない理由も様々だ。

僕の場合、まだ何とかなるから大丈夫、と思っていて、ずっと放っておいた事がある。

それは、日頃から使用しているパソコン、iMacの初期化。

もう1年くらい前から調子が悪くて、時折One Driveに保存しているExcelやWordのファイルが開けなかったり、PCの立ち上げと同時に起動してもいないアプリケーションが勝手に起動したりと、何かと不便に感じていたし、、、

最悪なのはGarageBandで曲のデモ製作中に、せっかく演奏して入力したギターのトラックが全体のBPM通りに録音されずに音がずれてしまって修復できない状態に陥ったりと、、流石にこれは精神安定上も支障を来たしかねないという事も多々あった。

それでも、何とか使えなくはなかったので我慢して使ってきたけど、ここにきてインターネットに突然繋がらなくなるケースが頻発するようになり、こりゃだめだ、とばかりに初期化を決断。

因みに、僕は決してこの手の話に明るい訳ではないので、できれば詳しい人に来てもらって、PCを調べてもらって最善の対処をお願いしたいというのが本音だ。

でも、世の中そんな事をしにわざわざ僕の篭り場にまで来てくれるような暇な人はいないだろうし、ましてやそれをタダでお願いしようなんて所詮は無理な話。

なので、人間苦手なものから逃げていてもしょうがないし、仮に初期化が失敗したとしても死ぬ訳じゃないし、と面倒ながらも色々とネットで調べながら初期化をやってみる事にした。

まずは、ファイルのバックアップから。PCの調子が悪くなってからいつ壊れてもいいようにと、外付けのバックアップ用のハードディスクは半年前に購入して必要なファイルはコピーしていた。

そこに、改めてPC内に保存されている全てのデータやファイルをバックアップ用のハードディスクに移す。

次にiCloudとiTunesをサインアウト。

でも、これが上手くいかない。何度やってもサインアウトできないという表示が。もしかしたら、その昔iCouldをサインアウトしないでApple IDを変更してしまったのが原因かもしれない。そうなると手立てはない、また元のIDに一旦戻してサインアウトするしかない、とネットには書いてあるが、元のIDなんてもう忘れているし。

嫌になりながらも、周りの人に聞いたりして出した結論はサインアウトしなくても大丈夫なのでは、とのこと。

もうここまで来たら、多少強引にでも進めるしかない、と初期化に向けて作業を再開。

で、一応最後のつもりでサインアウトを試みてみると、何故かサインアウトできたみたい。。不思議だ。。

こりゃラッキーとばかりに、一気に初期化してOSを再インストール。ここで就寝。

翌朝、無事にOSが再インストールされていて、あとは必要なアプリや周辺機器の接続を復活させれば大丈夫。。。のはずが、またトラブル発生。

オーディオインターフェイスのQUAD-CAPTUREがPCに接続しても全く反応しない。

「あれ、おかしいな」とドライバーをダウンロードして3回も入れ直すも全く無反応のまま。

OSのバージョンも合っているのに。。。と途方に暮れかけていた所に、セキュリティー機能からソフトウェアの読込を許可する必要があるかもしれない、という記事を発見。

これでダメなら壊れたと見做して新品に買い換えよう、と心に決めて作業してみたら、、、あら、今まで無反応だったQUAD-CAPTUREが光り始めた。

結局、ドライバーのインストールが原因でしたね。

これを機に、明らかにバグが発生していたExcelとWordを新しく2019年版に変えてインストール。

その他ごちゃごちゃになっていた色んなアカウントのIDとパスワードも整理できたし。

で、新たな気持ちでPCを立ち上げて使用開始!

すると、まあ、今までのイライラがどこかに吹き飛んだようにサクサクと作業が進む。

これですよ、これ!僕が求めていたのは。

多分、ちゃんとメンテもしてなかったから、色んなウイルスにやられていたんだろうな・・。

ここで学んだ事は、、苦手から逃げてはダメ、、という事。一度初期化しただけで、結構色んな事が勉強できたので良かった。

それよりも何よりも、やっぱりPCはサクサク動いてもらわないと、、ね。

同じ悩み抱えている人、あなたもやってみては?
2019.07.30

祝!甲子園出場!

ちょうど七夕の7月7日のZIP-FMのラジオのオンエアで、「短冊に願い事を書くとすれば何?」というオープニングトークで、「夜中にラーメンを食べても太りませんように。」というハルキのどうリアクションしていいか分からない願い事に対して、僕の願い事は「母校が甲子園に行けますように!」という切実なものだった。

その願いに応えるかのように、母校の監督と選手が一丸となって県予選を戦い抜き、ついに15年ぶりの夏の甲子園の切符を手に入れた。

選手も頑張ったけど、母校OBでもある監督の荒谷先生にとっては、周囲からの重圧を背負っての戦いだったはず。特に春の県大会で優勝して夏の県予選は第一シードだっただけに、期待度は日に日に高まっていただろう。

その意味でも、本当に大変だったと思う。そんな重圧を跳ね除けて、監督就任からわずか1年での古豪復活劇に、荒谷監督が一番ホッと胸を撫で下していることだろう。

荒谷監督は、僕よりも8つほど年下で、僕が初めてお会いしたのはもうずいぶん昔のことだ。まだ、荒谷先生が野球部の監督になるずっとずっと前で、恐らく僕もまだ本格的に音楽を始めていなかったんじゃないかな。。。とある日、母校でずっと教員をやっている僕の旧友と広島で飲んだ際に、荒谷先生も一緒に夜食事をしたのが最初だったと記憶している。

ちょうど今年の3月に大阪で開かれた母校の同窓会でも、僕は荒谷監督の隣だった。色々と大変な思いをされている話も聞いた。伝統校の野球部の監督という立場が如何に難しいかという話も聞いていた。その5ヶ月後に、その時に話していた甲子園への思いが叶ったことが、僕は本当に嬉しく思う。

改めて、荒谷監督と選手の皆さん、おめでとう!という気持ちだ。

甲子園は全国の代表校が集まる場所だから、一つ勝つということがとても難しいことだとは思うけど、悔いのないよう全力でベストを尽くしてほしいと思う。

僕も時間が合えば甲子園に駆けつけるよ。


ところで、その同窓会の若手中心の二次会にて。。。僕は一次会と同じように荒谷監督の隣に座っていた。

そして、結構お酒も進んでの帰り際。

「ヒロさん、今度野球部の応援歌を作ってくださいよ。」

「おお、応援歌ね。任しておいてください!」

なんて会話、、したような気が。。。

うーん、、まずい、、これはまずい。

荒谷監督は、甲子園出場の約束を果たしてくれたけど、、僕の方は、、応援歌を作るという約束を果たしていないではないか。。。

荒谷監督が、、そのことを酔っ払って覚えていないことを、、今は祈ろう。。
2019.07.27

青春のスプラッシュ!

時刻は17時45分。

僕は東京ドームの41番ゲートに上る階段の近くでKB君を待つ。

関東は、正式な梅雨明け宣言こそ出ていないが、紀伊半島に近づきつつある熱帯低気圧から吹き込む熱風のせいか、東京都心を覆う空気は完全に蒸し暑い夏の空気へと変わった。

風が吹けばまだ凌げるが、ジッとしてると汗がダラダラと頭皮を伝って首筋へと流れていくのがわかる。

すぐ隣にある後楽園ホールの非常階段の踊り場では、試合前のボクサーがパンパンと音を立ててミット打ちをしている。

そのミット打ちの音に合わせて、僕の頭皮から汗が噴き出す。

「ああ、もう早く中に入ってビール飲みたい・・・。」と心で叫んだ瞬間にKB君が姿を見せる。

今日はいつもと違って、三塁側の2階席での観戦。あるお方から頂いた今日のチケットでいつものKB君を誘っての観戦。

座席に到着すると、ちょうど通路に面した一番前の席。

そして、僕の席は一番端っこなので、すぐ左側には2階席を縦に移動する階段通路がある。

とにかく前も横も人の往来のすごいこと。

階段を上り下りする人の荷物が僕の左肘掛に設置されたカップホルダーにあるビールに当たってひっくり返りゃしないか、心配しながらの観戦。

試合開始とともに、僕とKB君は売店で買ったお気に入りの崎陽軒のおつまみ弁当を膝に置き、早速通りがかったビールの売り子のお姉さんにビール二つを注文。

相変わらず、東京ドームの売り子さん達はみんな若い女の子ばかりだ。

売り子のユニフォームに身を包み、汗ビッショリになりながら、重いビールタンクを背負い階段を走って上り下りする彼女達のあの体力には頭が上がらない。

世のおじさん達は、そんな彼女達の一生懸命な姿に心を打たれ、気に入った売り子さんを見つけて、その娘からしかビールを買わないと決める人も多い。

ビールを売る彼女達も結構商売上手で、ビールを注ぐ間におじさん達とのコミュニケーションを積極的に図ることで仲良くなって、、いや、仲良くなった気にさせといて、追加注文をちゃっかり稼ぐ売り子さんも多いのまた事実。

この日、最初に注文した売り子さんも、「どちらのファンなんですか?」とか「よくいらっしゃるんですか?」とか、僕たちに話しかけてきてくれる。

感じの良い娘だ。

ところで、試合が始まってしばらくは、試合の展開にかかわらず、そんな会話を楽しみながら、迫力あるドームの雰囲気に身を委ね、そしてお弁当にビールを飲みほす、ということだけで僕は一旦幸せなご機嫌になるのだ。

そして、だいたいいつも東京ドームでは試合が進むに従って阪神が劣勢になり、後半は焼けビールを煽る展開になるのが落ちである。

でも、この日は違った。

勝負どころの7回表、この日初登場した新外国人助っ人、ソラーテが勝負を決める一発をレフトスタンドに放つ。

僕の周りに阪神ファンは大はしゃぎ。

先日、プロデューサーの安藤さんとお知り合いのミュージシャン仲間で行った甲子園で、一切盛り上がることなく敗戦を喫した一戦ではあり得なかった光景。

そんな盛り上がりの最中、ちょうど階段通路を下から駆け上がってきたビールの売り子の女の子が、僕の目の前にある一番上の段に足を引っ掛けてド派手に転倒。。。

しかも、片手にビールカップを持っていたのか、水飛沫ならぬビール飛沫をあげての大転倒。

全身をビールまみれにしてうずくまる彼女を目に、僕たちは一瞬何が起きたのか理解するのに数秒かかる。。

「大丈夫?怪我はない?」と聞くと、「怪我は大丈夫です!ビール、かかってないですか?」と気丈に振る舞う彼女。

なんと、一番最初にビールを買った女の子ではないですか。。

顔は半分泣きそう。。

そりゃそうだな、、ソラーテのホームランに匹敵するくらい僕の周りの観客の視線を一気に集めてしまったのだから、彼女にしてみれば恥ずかしいだろうし、往来する観客は渋滞を捲き起こしてるし。。。

すぐにKB君がスタッフを呼んできて、大量のペーパータオルでビールまみれになった床をその売り子の女の子と二人で拭いている。

スタッフの女性も、「大丈夫ですか?ビールかかってないですか?」と僕に聞いてくれたけど、本当に僕にビールがかからなかったのが不思議なくらいド派手なこけ方だった。


ビールの販売終了間際、気を取り直して頑張る彼女を見かけてビールを注文する。

「ありがとうございます。これ、慰めの注文ですよね。。」と、彼女。

相当、、凹んでるな。

「いや、お情けなんかじゃない。さっきの転け方は見事だったよ。恥ずかしかったと思うけど、堂々としていればいい。」

「そう言って頂けると、少しは救われます。。」

「そう、ビールの飛沫も素晴らしかった。あれは、そう、、あれこそが青春のスプラッシュだよ!」

青春のスプラッシュ??

もう僕も酔っ払って、、何言ってるかわかんないし。。


それにしても、、スラーテはファンに声援に応える仕草とか、ラテン系のノリもあって楽しかった。最後は踊ってたし。。マルテもソラーテみたいにマルーテって名前にすれば、もう少し打てるようになるんじゃないの?っていうくらい、ソラーテはカッコよかったよ。

ああ、楽しかった。

^
TOP